白人は得だよなといつも思います。
それは主に見た目。
宿の隣室の人が今日出発というので少しだけ話したのですが、髪の毛は白髪が目立つ40-50歳位の白人。
短パンとTシャツという極めてラフな服装なのになんともカッコイイ。
まるでジョージクルーニーです。
そりゃもちろん白人とか関係無く元々彼自身がかっこよいってのが一番の要因なのですが、それでも例えば日本人の40-50代でそれだけかっこよく見える人はほとんど居ないんじゃないかと思います。
そのジョージクルーニーさんは僕と同じくらいの時期にカトマンズに居るはずという事で、泊まる宿を教えてもらって
「ではまた会おう」
との声を残しながら空港へと行ってしまいました。
白人って得だよなあ、なんて思ったタイ滞在残り3日の今日でした。
さてそんな事思いつつもやるべき事はまだ残っている訳で、今日もまたバンコク中心部へお買い物。
「一気に買えよ」
なんて声も聞こえますが、必要なものはちょろちょろと出てくるものです。
行ったのはバンコク伊勢丹などがあるエリア。大阪でいえば大阪駅前みたいなエリアです。日本だと「一流品」というのは今や地元のショッピングモールやヤマダ電器なんかでも簡単に手に入りますからそもそも「一流品」という認識自体が時代遅れのものかもしれません。しかし途上国では「一流品」は首都の一番のデパートで手に入れるというものである気がします。
例えばスマートフォンの外部電池。充電切れそうになった時に使うアレです。日本だったらパナソニック製やソニー製がわりとどこでも手に入りますが、タイだと首都のデパート位でしか見かけません。他の一般的なお店だと「コレ絶対中国製だよな」という怪しげな電池しかない。まああるだけマシですけど。インドだと中国製すら無いですから。
ちょっと話がずれましたが、とにかくそのエリアへ。ここは13日から始まっている「バンコク封鎖」で占拠されているという話だったのでちょっと警戒していったんですが・・・。
うん、ただの歩行者天国です。車が走ってないぶん歩き易い位。伊勢丹を始め周囲の大型商業施設も通常通り営業中。それでもやっぱりデモ隊はいたるところに留まっていて道路脇にテント張って長期戦に備えています。
中にはこんなところに泊まっている人まで。このハイアットなら僕の予算でも泊まれそうです。
んで買ってきたのはコレ。ディスクローターを外す専用工具&レンチ。ローターはかなり薄いのでホイールにつけたままダンボールに入れて飛行機に載せてしまうと何かの衝撃で歪む怖さがありました。歪むと自走不可能になるしインドで代替品探すのも不可能なので予め外す事に。
この専用工具は500バーツ(1500円)。銀色のレンチの先端に刺さっている黒い小さな金具です。日本での価格とほぼ同じですがタイの物価からすると結構な額。安宿の2-3泊分と言えば分かってくれるでしょうか。ちなみにこの専用工具、なぜか日本で2つも持ってるのでコレで3つめです。
宿に帰ってからはダンボール梱包の予行演習。自走して空港で梱包するつもりですが、ぶっつけ本番だと不安です。いざ空港で「ダンボールに入らない!」となるのは避けたい。リカンベントは「長い」&「シート」がダンボール梱包の大きな壁なのですがダンボール2個あるの適当に合体させていけそうなのを確認。
こうやって宿で自転車に触ってる瞬間が好きです。他の旅行者がくつろいでいる共用空間で触るのがもっと好きです。
周りの旅行者に
「バスや鉄道でしか旅行出来ないオマエらとは違うんだぜ」
と優越感に浸れるからです。
さて、一応明日夕方にはインドビザが受け取れるはずですが、どうなる事やら。
それではまた。