マレーシア食事事情

マレーシア食事事情

 

多民族国家だけあって食事の幅は広い。主にマレー料理、中華料理、インド料理を楽しむ事が出来る。

インド料理や中華は分かるとして、マレー料理ってどんなの?

と聞かれると、うーん。。

チャーハン的な「ナシゴレン」とか白ご飯に目玉焼き・ピーナツ・チリメンジャコの大きいヤツ・スパイシーなペーストを添えた軽食なんかがよく見られた。けど個人的にはあまり好んでは食べない。

 

だって中華があるし。

 

中華はどこに行ってもやはり日本人の口にあってとても美味い。

「経済飯」と書いてあるところがオススメ。バットに出来合いの惣菜が並んでいてご飯の上にお好みで載せていって最後にレジで清算するスタイル。どういった値段体系なのかいまいち不明ながら、ご飯と野菜物2-3品載せて5RM位。肉料理載せるともうちょっと高くなる。

 

インド料理屋もだいたい出来合いのカレーをバットに並べている。同じく適当にご飯の上に載せていって5-8RM位。インド料理と言ってもこちらのインド系マレーシア人の出自が南インドなので「南インド料理」のようである。インドを巡った事が無い人にとっては「そんなんどっちも一緒やろ」と思われるかもしれないが、別物なのである。北と南では民族も違えば言葉も違う。味覚も違うのであろう。南の方が断然美味い。

と、いうわけでマレーシアのインド料理も美味い。野菜物も肉物も選び放題。インドといえばチャイであるが、本国ではお猪口一杯が普通なのに、こっちでは250cc位は入るジョッキで提供されるのも嬉しい。

 

 

お酒についてもココで述べたい。

マレーシアはイスラム教の国である。7割位を占めるマレー人がムスリムとされる。しかしその他中華系及びインド系は飲酒がタブーではないのでコンビニでも普通にビールは売っている。しかし、高いのだコレが。1食5RMもあれば食べられるのにビール350ml缶が5~6RMもする。

酒税が高いらしい。だがそれでお酒を諦めるのは早い。コンビニとかには売ってないが、大きなスーパーに行けばウォッカ等ハードリカーが350mlで12RM位で手に入る。

タイ産のウイスキーだともうちょっと安い。それでも他の東南アジアに比べて非常に高いが、イスラム国でお酒が飲めるってだけで満足しなければならないのだろう。

 

セブンイレブンでは売ってないが、中華系かインド系がレジにいるような個人経営のコンビニだとアルコール16度のとんでもないビールを置いている事がある。「安く酔いたい」という人向けの商品なのだろう。味の方もとんでもない。強烈なアルコールを紛らわすためになんだかすごく甘い。

焼酎入れすぎた水あめ入りホッピーみたいな味だ。美味くともなんともない。ただ、500mlで6RMとかなので手軽に酔っ払いたい時にはいいかも。

 

なお、そういう商店では輸入ビールが妙に安く売ってたりする。350ml缶3,5RMとか。手にとってみると、タイ産ビール(ビアチャンとか)の輸出用向けのものだったりする。FOR EXPORT ONLY とか書いてるもの。どこか独自のルートがあるのだろう。一応「酒税納付済み」というシール貼ってるし、まさか偽造ビールって事はなかろう。飲んだけど普通だった。中華系の住人が多い街だとそういう店も多そうだ。探してみるのも楽しい。

 

概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
たぶん日本人初、リカンベント自転車による世界一周を綴るホームページ。