空港までのルートを確認へ。

空港まで自走で行くつもりです。

地図上では分かり易い大きな道を行くだけなので簡単なはずですが、この騒動でどこが寸断されているのか事前に確認した方が良いと思い今日空港まで自転車で行ってみました。ちなみに空港はバンコク北部、エアアジア専用になっているドンムアン空港の方です。

交通も大幅に混乱するようなので17日は宿を出ると昨日までの反政府側の根拠地は撤去の真っ最中で、食べかすやら何やらで汚れに汚れた路面などを百人位の作業員や何台もの収集車や散水車が出て奇麗にしてました。こういうのはどちらが手配してるんでしょう。政府側?反政府側?いずれにせよ手際は良いと感じます

そしてしばらく進むと出ました道路封鎖。車は完全シャットアウトですが、ここは集会所は設置されてはおらずさほど人も居なかったので自転車だと通過できました。

 

そこを通過してバンコクを北上する幹線道路へ入るとあっけに取られてしまいました。車が少ない。ちなみにこの道はウィークエンドマーケット方面への道。いつもなら混雑しているはずですが。。

さらに北上して集会場が設置されている戦勝記念塔へも寄っていきました。ここは各地をつなぐミニバスやバンコク市内を巡回する市バスのターミナル、BTSと呼ばれる高架鉄道の駅もありバンコクの交通の要衝です。

 

ここも車は通行止め。BTSは動いていました。

幹線道路が封鎖されているので迂回路を探していると突然前からタイ国旗をはためかせて走るバイクや自転車の集団が押し寄せてきて前に進めなくなりました。前進しようとしていた他の車も集団の人たちに半ば無理やりUターンさせれています。僕も仕方なくUターンして元の道を戻っていっていたら、いつのまにかなんだか集団に参加してる風になってしまいました。

 

安全の為ポール付き国旗を立てていたのですが、なんだかそれが

「日本から来てくれたのかウェルカム!」

とか

「一緒に財務省へ行こうぜ兄弟!」

とか言われてしまう始末。

 

一本道で離れる事が出来ずそのまま財務省らしいとこまで押し出されるように来てしまいました。集団は門の前でモリモリモリっと膨れ上がるように集結しだしてシュプレヒコールを立てだし、一部の人が門に取り付こうとまでしてました。なんだか「荒れる成人式」のような野蛮な雰囲気がしだしてきてソロソロっと逃げ出すように元の道へ戻ります。

 

再び違う迂回路を探し、空港の手前10kmほどのチャトチャック公園まで進出に成功。ウィークエンドマーケットで有名なとこです。ここまでくればあとは大きな道を直進するだけ、と思いきやここでも道路封鎖とデモ会場が設置され人で溢れ返りとても自転車で突破するのは困難な様子。

 

ここでも大きく迂回を余儀なくされて本当なら25kmで済むはずの空港までが実際には40kmも走る羽目に。

 

帰り道では数千人のデモ行進に遭遇。ここでも迂回を余儀なくされました。

今日は偶然にも省庁前に集結するシーンに出くわしたりしましたが、デモ側と警察側も一応それぞれ了解が取れているのかも。敷地内に警備の警察官の数が申し訳程度しか配置されてませんでしたし。

 

それでもどう暴発するかも分かりません。観光でバンコクに来るのは避けた方が良いかと思います。中心地はどこも封鎖ばかりでタクシーやバスで思い通りにほとんど動けませんしね。

 

それではまた。


概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
たぶん日本人初、リカンベント自転車による世界一周を綴るホームページ。