マレーシア道路事情

マレーシア道路事情

 

舗装状態は良好。路肩も自転車走れる位の幅はある。唐突に穴が開いてる事がまったく無いわけではないが、ロードバイクでも問題無く走れると思う。事実こちらの人もロードバイクで走ってる姿を時折見る。

 

 

僕が走ったのはマレー半島西側だったのもあって、ほとんどアップダウンが無い。風もほぼ無風。郊外に出ると信号も無い。走りやすい事この上ない。視界が開けないので「圧倒的な大パノラマ」といった感動は無いが、それでも距離をぐんぐん伸ばしていけるのはある種の快感を覚えるものだ。

 

車の運転マナーも良く、市街地でもさほど交通量も多く無い。

ただ市街地では交通円滑化の為一方通行がかなり多くその点注意が必要。こちらの交通法規は詳しく知らないが、現地の自転車の一方通行逆走はよく見かける。

 

主要国道では交差点毎に標識、距離を示した道路標識もある。次の大きな町までの距離を示した道標も道脇にある。グーグルマップはもちろん、紙の地図でも迷う事はあまりないだろう。

 

町があれば必ず食堂があり、セブンイレブンもあり、ガソリンスタンドにはたいてい小さなコンビニみたいなのがあるので補給にはあまり困らない。

 

ただ、走ってる道が延々とプランテーションを突っ切る道だと30-40km、つまり2時間以上店はおろか人家すら何も無いトコがあるので注意が必要。こればっかりは地図見てもよく分かんないので当然ではあるが水と携行食はある程度常に持っておいた方が良い。

 

僕が走ったのはマレー半島西側、11月だったのだが、雨にはよく遭った。晴れていたのに急に黒い雲が近づいてきて「どばー」っと降る時には10-20分で止んだ。雲っていてさらに黒い雲が近づいてきた時には雷と土砂降りで1-2時間続く。

 

道沿いに民家がポツポツある時だと屋根付きバス停とか雨宿り出来る場所がすぐ見つかるのだが、プランテーションの中の道だと悲惨の一言だろう。これを書いてる時点ではまだその経験はないが、プランテーションの中に逃げ込もうにも道との間に大きな溝がある場合も多いし、雷鳴り出したらそれこそ自分に雷落ちるかもしれないので恐怖だと思う。雷時には木の下に隠れても余計に危ないと聞くし、急いでカッパ着てうずくまるしかないのではなかろうか。

 

 

 

道路地図で「E」が頭に付く道路は有料の高速道路なのでたぶん自転車は無理みたいである。


概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
たぶん日本人初、リカンベント自転車による世界一周を綴るホームページ。