★走行距離
1200km
★お金
1ソムニ=約20円
ビール1.5L200円、コーラ1.5L120円、一食200円位。
東南アジアより少し高い位かな、ってところ。
★宿
キャンプばかりだったのであまり泊まってないが割高な印象。ドミで1000円とかする。ドゥシャンベではドミで1800円。
泊まったのは
ムルガブ「ホテルパミール」・・ムルガブで一番大きなホテル。シングル1200円トイレシャワー共同。一応ホットシャワー、発電機回してる時は電圧強くお湯出るがそれ以外はほぼ水。部屋はまあまあ綺麗。wifi無し
ホーローク「パミールロッジ」・・街の端の方にあり場所分かり辛い。敷地内にテント張れて1泊600円。広々していて非常に快適なキャンプ場といったところ。サイクリストとバイク乗りだらけ。軒下にテント張れる。ホットシャワー快適。wifi可能だが不安定。店が遠くその点不便。
ドゥシャンベ「アドベンチャーイン」・・敷地内にテント張って800円。部屋だとドミで1800円と非常に高い。冷蔵庫やキッチン使用可能。共用空間や部屋に扇風機無く暑い。一応ホットシャワー。wifiあるが非常に遅い。近くにバザールがあり便利。
★キャンプ
6月、パミールハイウェイでは夜間が氷点下2~5度、日中は15度位。キャンプは基本的には問題無し。しかし風が強い事が多くその点は苦労させられた。あと慣れるまでは4000m以上の高地なので高地障害で頭痛もある。ホーローク~ドゥシャンベは道がほとんど極悪な未舗装な上にアップダウンが多く苦労したがキャンプ地を探す苦労は無い。緑豊かな上に小川や湧き水も多く快適なキャンプが出来る。
★道
パミールハイウェイ、つまりキルギス国境サリタシュ付近からホーロークまでは意外にも路面は良好。激しいアップダウンは途中の3~4箇所の峠のみ。峠は上り下り共に未舗装。キルギスから入ると国境の峠が荒れた未舗装で酷く苦労した。峠降りてもしばらく15kmほど非常に悪い未舗装が続く。
★お店
パミールハイウェイ上ではお店は極めて少ない。キルギス側から入る場合サリタシュで食糧・水・燃料を十分補給しておく事。国境の峠越えてカラコル湖のほとりの集落(集落名もカラコル)まで店無し。カラコルでは店はあるがそれは民家の中の保管庫のような部屋。住人に聞かないと発見不能。湧き水や綺麗な沢水が得られる場合はあるので水は結構補給可能、しかし湧き水は大丈夫だろうが沢水は直接は飲まない方が良いと思う。狐やその他小さな動物がいて沢水はエキノコックスなどで汚染されてる事もあるそうだ。あと地表に塩が噴いてるトコ多いのでそういうとこの水もたぶん無理だと思う。カラコルでは井戸がある。
カラコル過ぎると次はムルガブまで店無し。ムルガブでようやくちゃんとした買い物が出来る。ムルガブ過ぎるとあと100km以上は店はなかったと思う。途中に集落が一箇所あったが店は未確認。たぶん何かしら買えるとは思うがアテにしない方が良い。ムルガブで十分補給しておこう。
ホーロークまで70kmとかにまで近づくとちらほら店も出てくる。
ホーロークからドゥシャンベまでは1日走れば何軒かは必ず店を発見出来る。
★自転車屋
ドゥシャンベではメリダのMTB乗ってた現地の人を見かけた事があるのでもしかしたらちゃんとした自転車屋はあるのかもしれないが。。。たぶん無いだろう。バザールでは26インチタイヤは入手可能。
★食事
カフェという名の庶民的食堂がバザールや幹線道路上によく見かける。ラグメンというスープ麺だと1食200~300円程度。だいたいお茶とナンとのセット。さほど美味しいもんでもないが不味くもない。サモサというパンの中に玉ねぎとひき肉を入れて焼いたものは一つ50円程度、割ってお酢をたっぷり中に染みこませて食べると美味い。羊肉の串焼きは1本150円程。これもお酢をかけた薄切り玉ねぎと一緒に、とても美味い。
★人柄
概ね人懐っこい人が多く旅行はし易い。が、どこでもそうではあるが時折ねちっこく絡んでくる若者がいる。薬物でもやってるのか?といくらいのハイテンションで人の事バカにしたように絡んでくる。ごくごく少数ではあるが・・・。それ以外はおじさんもおばさんも子どもも非常に良い印象であった。英語は外国人がよく来る宿など以外はほぼ通じない。