メーカー |
ニコン |
モデル |
COOLPIX L12
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購入価格 | 4,000円弱 |
ニコンのエントリー向けコンパクトデジカメ。2007年モデル。箱開けただけの新古品を2013年に3980円で購入。
「もう少し出せば現行モデル買えるやん!」
との声が聞こえるが、2013年の現行モデルは画素数が多すぎる。このモデルの現行機は2000万画素だが、そんなにあってもデータ大きくなるだけで弊害しかないのではと思う。このモデルは700万画素でデータも小さい。
そしてこのモデルは単三電池2本駆動。エネループも使えてバッテリーの心配が少ない。単三電池の割にはかなり小さいのもポイント。
沈胴式のレンズは金属製でボディはプラスチックだがそこそこ高級感がある。液晶は荒くドットがやや目立つが実用上とくに問題なし。
焦点距離は35mm判換算で35mm~105mm。手振れ補正付き。
肝心の写りは携帯のカメラよりは断然良い。電源onから撮影までストレスを感じない起動の早さ。
走行中は一眼レフを出すのは面倒なのでコレがメインになるかと思う。手軽にサッと出せてすぐ撮影出来る。
ちなみにケースはLowpro ダブリン20
このカメラにぴったり。蓋はマジックテープ固定で取り出しもスムーズ。やや伸縮性のあるネオプレーンで出来ていて、取り出し口の部分は少しだけ狭くなっていて、蓋を開いて逆さにしてもカメラは落ちないようになっている。
西部劇のガンマンのようにサッと取り出して早撃ちするイメージで腰にぶら下げていこうと思う。(アメリカとかだと拳銃に間違われて撃たれそうだが、僕はそういう銃器が溢れている国は行かないので)
2013年10月追記
旅開始から1週間経たずして砂浜に落として砂まみれになって壊れてしまった(泣)
画質は良くはないが記録用としては問題なく使いやすくて
エネループ等単三電池が使えて
「いいなあコレ」
と気に入っていたのに。。
フィリピン・マニラでコレの後継機L27を7000円弱で購入。L12から一気に5年分位進んだ。ISOなんかは調整出来なくなってより一層お手軽カメラになったが、「砂浜モードや料理モード」とかの細かいシーンモードがたくさんあってそれらを利用して気軽にパシャパシャ撮れる。ちなみに日本ではL26の次はL28なので、このL27は海外専売モデルの模様。
町の散歩や走行途中に見かけた何でもない風景を撮るのには十分。「スマホでもいいやん」と思われる人もいるかもしれないけど、「電源ボタン一つ」で即撮影に入れるのでやっぱ写真撮るのであればコンデジの方が使い易い。桶は桶屋というやつだろう。
L12と比べてコストダウンは進んでいるようだ。沈胴式レンズ部分は金属製からプラ製になっていたり、背面のボタン類はもっと安っぽくなっていたり、SDカード収納部が電池収納部と一体式になっていたりする。プラ製になるとかはいいんだけども、SDカード蓋と電池蓋が一体式はちょっとだけ使い難い。
写りに関してはやはりデジタル世界の5年の進化はかなり。L12は現在のスマホの付属カメラ並。いくらスマホのカメラが進化したといってもL27の方がやっぱり写りは奇麗。
サイズにめちゃくちゃ制約のあるスマホのカメラ。写真に特化したデジカメとではやっぱり勝負にならない。
あと使いやすさもデジカメの方が断然上。各種ボタンが独立しているので撮り易い。例えていうなら高価な多機能ナイフと安価な単機能ナイフ、どちらがナイフとして使い易いかという事だろう。
★2014/07/10 追記
一時帰国時に装備改変、一眼レフとサブカメラを高級コンデジに一本化。日本に置いてくる事に。
写りとしては高級コンデジと比べるとそれはかなりの差がある。
が、「安い」んで例えば写真誰かに撮ってもらう時などには気軽に渡せるのはやはり良い。
あとこのモデルの一番の特徴は単三電池が使えるという事で、アマゾンにもその利点を声高に叫ぶレビューが並ぶ。
「海外でも単三だとどこでも手に入る」
とか。でも途上国だとマトモな単三電池はなかなか手に入らないのでUSBで充電出来るカメラの方が便利だ。
2016年7月旅終了時における総括
使用しだして2年ちょっと位から電源入れてもレンズが完全に出なくなり「レンズエラー」と表示が出るようになった。落としても気にならない安さだったので走行中の撮影に重宝していたものの、やっぱり安物なんで壊れ易いようだ。写りもローエンドスマホ並。取り出すのが手間どる一眼カメラを持っていったからこそ用意したサブカメラだったが、メインカメラを高級コンデジした後ではサブカメラの必要性はほぼなくなった。サブカメラはスマホで良い。