この町も祭りなのか。。
町の中心、すなわち教会の前にステージが組まれそこで歌う素人とおぼしき人たち。
それに合わせ踊り歓声を上げる大学生風の若者たち。
町中の若者たちがここに集まって笑っているかのようだった。
青春そのものといった彼らを見つめる僕。そして、僕の隣にはこの愉快なひと時を一緒に過ごす人は当然いない。これが一人旅といえばそうなのだが、やはり寂しさを感じざるを得ない。
一人で飲むビールの入った買い物袋を抱え宿への帰路につく。
背後の嬌声は僕の弱い部分によく響いた。
レガスピという町に着きました。ここにあるという入国管理局分室でビザ延長する為に3-4日滞在します。
標高2700m程の富士山と同じく奇麗な山な活火山「マヨン山」のふもとにある町です。天気がよければ噴煙をあげる雄大なマヨンがどこからでも見えます。ビザ延長せずにこの町から首都マニラまで一気にバスに乗って帰ろうか、なんて思ってバスターミナルのチケットカウンターに行ってみたんですが「バスにアレ載せるの無理」ってむべもなく言われました。まあ、見た目やけにでかく見えますから仕方ないっちゃあ仕方ありませんけど。